対応としては、災害や事件・事故のあった日が近づくと、以前の症状が再び現れるかも知れないこと、その場合でも心配しなくても良いことを保護者や子どもに伝えることにより、冷静に対応することができ、混乱や不安感の増大を防ぐことができる。〈文部科学省「子どもの心のケアのために」より)
アニバーサリー反応への事前対応:基本は3点
@起こりうる反応について伝える :「思い出してドキドキするなどの反応が起こるかもしれない。」
A誰にでも起こるということを伝える :「それは誰にでも起こりうるあたりまえのこと。異常なことではないし、心が弱いわけでもない。」
Bその対処法について伝える :リラックス、話を聞いてもらう、趣味や余暇を楽しむ。
「反応が出ないようにする」ではなく「安心して反応が出せるようにする」ことが大切なのですね。
(2013.3.9本校ブログ再掲)
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